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あしあと

    心肺蘇生法の手順

    • [更新日:]
    • ID:654

    周囲の安全を確認しましょう!安全の確認ができたら…

    (1)反応(意識)を確認する

    写真:肩をたたき、反応確認している様子

    傷病者の耳もとで「大丈夫ですか。」または「もしもし。」と大きな声で呼びかけながら、肩を軽くたたき、反応(意識)があるかないかを確認します。

    呼びかけに対して目を開けるか、なんらかの返答、または目的のあるしぐさがなければ「反応(意識)なし。」と判断します。

    (2)助けを呼ぶ

    写真:助けを呼んでいる様子

    反応(意識)がなければ、大きな声で「誰か来て!人が倒れています!」と助けを求めます。

    協力者が来たら、「あなたは、119番へ通報してください。」「あなたは、AEDを持ってきてください。」と具体的に依頼します。

    もし、協力者が近くにいない場合は、早急に119番通報をして救急車を手配したら、通信員の指示を仰ぎましょう。

    (3)呼吸の確認

    写真:呼吸を確認している様子

    傷病者のそばに座り、10秒以内で胸部や腹部の上がり下がりを確認して、『普段どおりの呼吸』をしているか判断します。

    しゃくりあげるような途切れ途切れの呼吸(死戦期呼吸)や異常な呼吸と感じた場合は、心肺停止状態と判断し、ためらわず胸骨圧迫から心肺蘇生を開始してください。

    (4)胸骨圧迫

    傷病者が『普段どおりの呼吸』をしていないと判断したら、ただちに胸骨圧迫を開始します。

    胸の真ん中を、重ねた両手で『強く(少なくとも5cm、6cmを超えない)、速く(少なくとも100回/分~120回/分を超えない)絶え間なく』圧迫します。

    写真:圧迫部位
    写真:胸骨圧迫している様子

    (5)人工呼吸

    30回の胸骨圧迫終了後、口対口人工呼吸により息を吹き込みます。

    写真:あごを持ち上げている様子

    気道確保:頭部後屈 あご先挙上法

    写真:人工呼吸をしている様子

    人工呼吸:息を1秒かけて吹き込みます。
    (軽く胸が上がる程度)

    (6)心肺蘇生(胸骨圧迫と人工呼吸)の継続

    胸骨圧迫を30回連続して行ったあと、人工呼吸を2回行います。

    この胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ(30:2のサイクル)を、救急隊に引き継ぐまで、もしくは、傷病者になんらかの反応がみられるまで、絶え間なく続けます。

    ※胸骨圧迫の中断が、10秒を超えないように注意してください。
    ※人工呼吸の際は、感染防止に十分注意してください。

    写真:胸骨圧迫

    胸骨圧迫30回

    写真:人工呼吸

    人工呼吸2回

    AEDの使用手順

    AEDが到着したら…

    (7)AEDの到着と準備

    写真:AEDと人体模型

    心肺蘇生を行っている途中で、AEDが到着したら、すぐにAEDを使う準備を始めます。

    1 AEDを傷病者の近くに置く。

    AEDの電源ボタンを押している写真

     AEDの電源を入れる

    • AEDのふたを開け、電源ボタンを押します。
    • 電源を入れたら、以降は音声メッセージに従って操作します。

    ※AEDの機種によっては、ふたを開けると自動的に電源が入るものもあります。

    写真:人体模型に電極パッドを貼る

     電極パッドを貼る

    • 傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけます。
    • 電極パッドの袋を開封し、電極パッドをシールからはがし、粘着面を傷病者の胸の肌にしっかりと貼り付けます。
      (貼り付ける位置は電極パッドに絵で表示されていますので、それに従ってください。)
    • 電極パッドは、肌とのすき間を作らないよう、しっかりと貼り付けます。
    • AEDの点滅しているソケットに、電極パッドのコネクターを差し込みます。。(機種によっては、既に差し込まれているものもあります。)
    小児用模型に電極パッドを貼っている写真
    • 成人用と小児用の2種類の電極パッドが入っている機種では、小学生以上には成人用を、小学生未満のお子さんには小児用を使用します。(機種によっては、小児キーを使用するものもあります。)

    ※小児用パッドがない場合は、成人用を使用してください。

    (8)心電図の解析

    写真:周囲の人に傷病者から離れるように指示している様子
    • AEDの音声メッセージに従ってください。
    • 周囲の人にも傷病者から離れるように伝え、誰も傷病者に触れていないことを確認してください。

    (9)電気ショック

    通電ボタンを押している写真
    • 周囲の人にも傷病者から離れるように伝え、誰も傷病者に触れていないことをもう一度確認します。
    • その後、点滅している通電ボタンを押します。

    (10)心肺蘇生の再開

    電気ショックの後は、ただちに胸骨圧迫から心肺蘇生(30:2のサイクル)を開始します。

    写真:胸骨圧迫
    写真:人工呼吸

    (11)AEDの手順と心肺蘇生の繰り返し

    AEDは2分おきに自動的に心電図の解析を始めます。そのつど音声メッセージに従ってください。

    まとめ

    実際の現場では、落ち着いて心肺蘇生を行ってください。
    勇気をもって行動しましょう!!!

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    稲沢市役所 消防署 警防第1課・第2課 救急第1・第2グループ 

    愛知県稲沢市船橋町鯉坪321-1

    電話: 0587-22-0119 ファクス: 0587-22-2130

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