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市長あいさつ

 

 今年も早や1か月が過ぎ、2月を迎えます。
 2月は、稲沢市にとって国府宮はだか祭の開催の月であります。今年のはだか祭は、2月28日(水)の開催、月末の、しかも平日の開催で、来場者数が心配されますが、国府宮神社の御利益で、多くの方々が1年の厄払いのため稲沢市を訪れていただくことを期待しております。
 はだか祭は、旧暦1月13日の開催ですので、毎年開催日が変わります。皆さんは旧暦がどんな暦か知っていますか。人間が生活するうえで、その変化がよく見える月、この月が新月から満月を経て、次の新月に至る長さを基準とする暦。太陰暦と言いますが、1年の長さは約354日となります。ご承知のように地球が太陽の周りを1周して元の位置に戻るのを1年とする太陽暦は、1年が365.2422日ですので、太陰暦は太陽暦の1年に約11日不足し、季節と暦とが大きくずれていってしまいます。そこで2年から3年に1回、閏月(うるうづき)を設けて調整したのが太陰太陽暦で、これを旧暦と呼びます。

 年のうちに 春は来(き)にけり ひととせを 去年(こぞ)とやいわむ 今年(ことし)とやいわむ

古今和歌集の冒頭にある在原元方の歌です。現代語に訳すと「年内に立春が来た この年を去年と呼んだほうがいいのか 今年と呼んだほうがいいのだろうか」です。
 暦と季節に関する微妙な気持ちを歌にしたものです。最近では、平成27年は、立春が2月4日、その日は旧暦では12月16日で、まさに年の内に春は来たのです。季節は、大まかには太陽と地球との関係で変化します。現代人は新暦で生活をしていますが、それでも季節と暦の差に違和感を持つことはたびたびあります。古代人なら尚更であったでしょう。
 はだか祭りの話から旧暦の話にとびましたが、はだか祭の開催日が、どうして大きく変わるのかという質問をよく受けますので、今月のお話とさせていただきます。この地方でははだか祭の日が遅い年はいつまでも寒いといわれます。皆さん、風邪など召されませぬように。

平成30年2月
稲沢市長 加藤錠司郎(じょうじろう)
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市長交際費の公開

問合先 市役所秘書広報課

最終更新日 平成30年2月1日