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市長あいさつ

 
7月なのに「4」と「5」の話

6月30日に、第6次稲沢市総合計画審議会から答申をいただき、市の平成30年度からの10年間の最上位計画がまとまりました。稲沢市議会9月定例会で、旧来の基本構想部分のご議決を賜れば、計画は完成します。秀島会長をはじめ審議会委員の皆様、長い間ご苦労様でした。

今、私の頭の中で、今後の社会の大きな変革に対する2つの数字のことが気にかかっています。「4」と「5」です。「4」は第4次産業革命(インダストリー4.0)の「4」、「5」はSOCIETY5.0の「5」です。

第4次産業革命とは、蒸気機関の発明による第1次、電気による第2次、コンピューターによる第3次に続き、インターネット導入による生産自動化をその中心としています。ITやセンサを使って多くの企業や工場を結び、生産データの共有化、受発注から生産管理までを自動化し生産効率を上げます。同時に、消費者情報をリアルタイムで把握し、マーケティングの精度を向上し多品種少量生産に資する狙いがあります。インダストリー4.0はドイツ発で、シーメンス、ボッシュ、フォルクスワーゲン等の大手企業、連邦政府、地方政府、大学、労働組合等が2013年に推進組織を作り、国際競争力の向上を目指しています。

それでは、SOCIETY5.0はどうか、こちらは、日本発、2016年内閣府の総合科学技術・イノベーション会議が定めた「第5期科学技術基本計画」が初出です。5.0とは、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会に続く第5の新しい社会…サイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させる社会で、地域や性別、年齢、言語等による格差なく、多様なニーズや潜在的なニーズにきめ細かく対応したもの、サービスの提供で経済的な発展と社会的課題の解決を促し、質の高い人間中心の社会を目指すものとされています。

第1次産業革命から第2次までは100年以上の歳月がかかっているのに、第2次から第3次までは50年程度の期間で変わっています。地方自治体としてこのような社会の大きな変革に対して何ができるのか、交通インフラを中心に社会資本の整備は大丈夫か、人の心は、と心配は尽きないわけです。

総合計画の答申を受けて、わたくしが最近考えることをお話ししました。


平成29年7月
稲沢市長 加藤錠司郎(じょうじろう)
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問合先 市役所秘書広報課

最終更新日 平成29年7月3日