
事業管理者 山口晃弘
稲沢市民病院は、昭和23年8月の開設以降、地域の中核病院として建物の
増改築、必要な医療機器の整備に努めるとともに、病院の基本理念として
「地域の皆様に親しまれ信頼される病院をめざします。」を掲げ、また、基本方針として
「患者さん主体の医療」「急性期医療の充実」「地域医療機関と連携し、地域医療の充実」
「安全で質の高い医療の提供」「職員の教育・研修を行い、医療の質の向上」の5つの
方針を掲げています。
近年、多くの公立病院において、医師不足に伴い診療体制の縮小を余儀なくされ、
経営状況が悪化するという事態が生じており、これが地域医療に深刻な影響を与えて
います。
市民病院が果たすべき役割は、市内で唯一の公立病院として市民の入院医療、救急
医療等の提供や市の企画する健康づくり事業の一端を担うとともに、診療所、介護
施設等との協力・連携により市民の健康保持や増進に貢献することであります。
その中でも特に、市民病院の存在価値の中で重きを占めるのは、救急医療の提供で
あり、職員一同がそのことを理解し努力してまいります。
市民病院は地方公営企業法全部適用となり、事業管理者が人事権を持つことで
事務長等の病院内育成、経営状況等を考慮した独自の給料表が設定可能である
ことから、弾力的な病院運営が可能となります。
この事業管理者に私が就くことになりました。大変重要な役職であり、全身全霊を
傾けたいと思っております。
安定した経営の下での良質な医療の継続的な提供は必須であります。
私はかつて大垣市民病院院長として勤務しておりました。大垣市民病院ではこれまでの
歴史のなかで、赤字経営になったことがありません。
その最大の要因は上記の良質な医療の提供とともに、救急医療に最大限の力を注いで
いることにあります。
稲沢市民病院では平成26年に新病院を建設する計画が着々と進んでいます。
この新病院建設に向けて職員一同がすべての努力を惜しまないつもりであります。
市民の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。