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旧稲沢市民病院における土壌汚染について

 旧稲沢市民病院の廃止に伴い、県民の生活環境の保全等に関する条例(平成15年愛知県条例第7号)第39条第2項に基づき、土壌汚染等調査を実施しました。
 その結果、「ふっ素及びその化合物」による土壌汚染が判明し、3月18日、愛知県に報告書を提出しました。
 汚染が判明した場所は、飛散等を防止するための措置がされており、今後、汚染土壌を掘削除去する予定です。

1 調査対象地

旧稲沢市民病院
稲沢市御供所町1番1他24筆

2 報告内容

  1. 報告年月日
    平成27年3月18日(水)

     

  2. 調査実施期間
    平成24年1月26日(木)から平成27年3月17日(火)まで

     

  3. 調査項目(下記「用語解説」参照)
    ア 土壌ガス
    • ベンゼン
    イ 土壌溶出量
    • 六価クロム化合物、シアン化合物、水銀及びその化合物、セレン及びその化合物、鉛及びその化合物、ふっ素及びその化合物、ほう素及びその化合物、有機りん化合物
    ウ 土壌含有量
    • 六価クロム化合物、シアン化合物、水銀及びその化合物、セレン及びその化合物、鉛及びその化合物、ふっ素及びその化合物、ほう素及びその化合物
    エ 地下水
    • ふっ素及びその化合物 

     

  4. 調査結果
    ア 土壌ガス
    • 全ての調査地点で検出されませんでした。
    イ 土壌溶出量
    • 調査項目のうち、ふっ素及びその化合物が次表のとおり条例に規定する土壌溶出量基準を超過しました。
    特定有害物質名 測定結果
    最大値
    土壌溶出量
    基準
    最大値
    検出深度
    基準超過土壌
    検出深度
    超過区画数
    /調査区画数
    ふっ素及び
    その化合物
    0.92mg/L
    (1.2倍)
    0.8mg/L
    以下
    0~0.5m 0~0.5m 1/125

    注:( )内は土壌溶出量基準に対する倍率を示す。

    ウ 土壌含有量
    • 全ての調査地点で条例に規定する土壌含有量基準に適合していました。
    エ 地下水
    • 土壌溶出量基準を超過した区画において、地下水を採取して調査した結果、条例に規定する地下水基準に適合していました。
      ※条例:県民の生活環境の保全等に関する条例(平成15年愛知県条例第7号)
    •  
  5. 当該地の現在の状況
     病院跡地として市が管理しており、関係者以外は容易に立ち入れない状態です。
     なお、汚染が判明した区画の土壌は、建物及びコンクリート舗装で覆われているため、汚染土壌の飛散や雨水等による汚染の拡散のおそれはありません。

3 調査対象地の概要

調査対象地の面積:11,113.28㎡
調査対象地の状況等:当該地では、昭和23年から平成26年10月まで稲沢市民病院が業務を行っていました。
 院内では、医療及び検査用としてふっ素及びその化合物等を含む薬品が使用されていましたが、汚染が判明した場所はコンクリートで舗装されていることから、薬品の漏出による汚染とは考えにくい状況です。
 なお、新病院は平成26年11月に稲沢市長束町へ移転しており、旧病院は汚染が判明した場所以外の建物の解体工事に着手しています。


参考
○ 基準を超過した特定有害物質について
・ふっ素及びその化合物

 ふっ素を継続的に飲み水によって体内に取り込むと、0.9~1.2mg/L の濃度で12~46%の人に軽度の斑状歯が発生することが報告されており、最近いくつかの研究では、1.4mg/L 以上で、骨へのふっ素沈着の発生率や骨折リスクが増加するとされています。
 なお、厚生労働省では、過剰摂取による健康被害の防止の観点から、栄養補助食品として用いるふっ素の上限摂取量を1日4mg以下としています。
(参考:環境省水・大気環境局「土壌汚染に関するリスクコミュニケーションガイドライン」)


○ 用語解説
 1 土壌溶出量基準
  • 汚染土壌から特定有害物質が地下水に溶出し、その地下水を飲用することによる健康影響を考慮して設定されました。
 2 土壌含有量基準
  • 汚染土壌を直接摂取することによる健康影響を考慮して設定されました。
 3 地下水基準
  • 地下水を飲用することによる健康影響を考慮して設定されました。

○ 土壌汚染対策基準(PDF 101KB)
   

問合先 市民病院管理課 TEL 0587-32-2111

最終更新日 平成27年3月18日