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あしあと

    段ボールコンポスト(四号機)の記録

    • [更新日:]
    • ID:1995

    段ボールを利用して、生ごみから堆肥を作ってみませんか。可燃ごみのうち40%以上が生ごみです。この生ごみをなくすことができれば、ごみ処理コストを大幅に減らすことができ、他の行政サービスを充実させることができます。そこで、市では段ボールを使った堆肥づくりに着目し、段ボールコンポストを推奨しています。この段ボールコンポストは、土さえ用意すれば、ご家庭にある材料で簡単に行うことができます。平成27年6月23日より、職員が実際に段ボールを利用して生ごみを堆肥化していきますので、その記録を随時更新していきます。

    段ボールコンポストの写真

    段ボールで生ごみを堆肥化

    段ボールコンポストで作った堆肥で植物を育てる様子

    植物の育成に堆肥が使えます

    6月23日(段ボールコンポストを作ります)

    写真:作成手順1

    (1)底をガムテープと新聞紙で補強

    写真:作成手順2

    (2)別の段ボールで落としぶたを作成

    まず、ご家庭やスーパーにある段ボールを用意します。この段ボールはミカン箱など層が二重になっているもの(丈夫なもの)が準備できるとなおよいです。段ボールの底をガムテープで補強し、ちぎった新聞紙を敷きつめます。

    写真:作成手順3

    (3)落としぶたを底に敷きます

    写真:作成手順4

    (4)その上にピートモス:くん炭を3:2入れます

    別の段ボールで落としぶたを作り、段ボールの底に敷きます。これで段ボールの底から水や土が出てくることはありません。次に、この上にピートモス:くん炭を3:2の割合で入れ、かき混ぜます。このピートモスは、生ごみを分解する微生物が住みつくための土壌です。くん炭は、土壌のpHを調整するためのものです。ピートモス・くん炭はそれぞれホームセンター等で500円程度で販売しています。

    写真:作成手順5

    (5)土に水を入れます

    写真:作成手順6

    (6)防虫カバー(Tシャツ)を被せ完成!

    土壌が完成したら、手で強く握ってかたまりができるぐらい水を入れます。微生物は水分がないと生きていけません。これで、翌日から2カ月間毎日生ごみを投入することができます。仕上げに、虫の発生を防ぐためにTシャツを被せ、完成です。

    6月24日(はじめての生ごみ)

    魚の骨を投入した様子
    写真:生ごみを投入した様子(6月24日)

    段ボールコンポストにはじめての生ごみを入れます。今回投入するのは野菜の切りくずやバナナの皮に加え、魚の骨を入れました。魚の骨はリンという重要な栄養素を含み、いい堆肥のもとになると耳にしたことがあります。生ごみを入れた後は、スコップで細かく刻み、毎日かき混ぜます。

    6月25日(野菜くずを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(6月25日)
    写真:生ごみを投入後、かき混ぜた後の様子(6月25日)

    今日は、野菜くず、バナナの皮、卵の殻、タマネギの皮などを入れました。野菜に比べて固い卵の殻や、抗菌作用の強いタマネギの皮は土壌の微生物のちからで分解することは難しいです。恐らく、堆肥完成後もかたちは残ってしまいますが、品質としては問題ありません。右画像は、生ごみ投入後スコップで細かく刻み、かき混ぜた後のものです。

    6月29日(使用済み天ぷら油を入れます(1))

    写真:生ごみを投入した様子(6月29日)
    写真:使用済み天ぷら油を投入している様子(6月29日)

    今日はバナナの皮やきゅうりの切れ端などを入れました。土日をはさんで土をかき混ぜることができなかったので、少し虫がたかっているようです。虫対策、および生ごみの分解促進のために、使用済み天ぷら油を100ml程投入しました。油を入れることで微生物が活発となって土壌の温度が上がり、結果的に虫がよりつかなくなることが狙いです。

    6月30日(使用済み天ぷら油を入れます(2))

    写真:生ごみを投入した様子(6月30日)
    写真:使用済み天ぷら油を投入している様子(6月30日)

    今日もバナナの皮やきゅうりの切れ端、卵の殻などを入れました。まだ前日に入れた使用済み天ぷら油の効果はわかりませんが、気持ち土が温かくなっているように感じました。再び今日も使用済み天ぷら油を100mlほど投入しました。

    7月1日(使用済み天ぷら油の効果が現れました)

    写真:生ごみを投入した様子(7月1日)
    写真:使用済み天ぷら油を投入している様子(7月1日)

    今日は冷蔵庫で眠っていたチクワ、バナナの皮などを入れました。ついに投入していた使用済み天ぷら油の効果が現れたのか、土の温度が非常に高くなっています。周囲には虫もよりついていません。本日も使用済み天ぷら油を200mlほど投入します。微生物が大好きなカロリーの高い油をいれることにより、生ごみを分解する力も強まっています。

    7月6日(芽が出ました)

    写真:生ごみを投入した様子(7月6日)
    写真:土の中から出ていた植物の芽

    土曜・日曜をはさみ期間があきましたが、土は油の効果でまだまだ温かいです。おおよそ35度ぐらいあるように感じます。今日は生ごみを入れる際に、土の中から植物の芽が出ているのを発見しました。何かの野菜の芽でしょうか。植物の生命力には驚きです。

    7月7日(茶殻を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月7日)

    今日は、バナナの皮、卵の殻に加え、茶殻を入れました。毎日似たようなものばかり食べているので、投入するものが同じものになりがちです。皆さんはいろいろな野菜を食べてください。

    7月8日(野菜くずを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月8日)
    写真:生ごみを投入した様子(7月8日)その2

    今日はバナナの皮、キュウリの切れ端、キャベツの芯などを入れました。芯など固い部分は、スコップで刻み、微生物が分解しやすくなるように細かくします。

    7月9日(トウモロコシの芯を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月9日)
    写真:投入したトウモロコシの芯

    今日はいつも入れているバナナの皮などの他にトウモロコシの芯を入れました。恐らく、固い芯は段ボールコンポストの力では分解できないかと思いますが、試験的に投入することとします。2ヶ月後、どう変化しているか楽しみです。

    7月13日(傷んだ豆腐を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月13日)
    写真:投入した豆腐

    今日はいつもとは趣向を変えて、野菜くずや果物の皮ではなく、冷蔵庫の中で眠っていた豆腐を入れてみることとします。豆腐には賞味期限が記載されていなかったので、どれだけ賞味期限が過ぎているかわかりませんが、1ヶ月は冷蔵庫に入れてあった気がします。皆さんも冷蔵庫の中に賞味期限が過ぎている食品はありませんか?

    7月14日(カビの生えたパンを入れます)

    写真:カビの生えたパン
    写真:生ごみを投入した様子(7月14日)

    今日は机の中で眠っていたカビの生えたパンを入れました。たまには、机の中やロッカーの中を掃除しないといけませんね。思わぬ物が出てくるかもしれません。きっと、カビの生えたパンも腐った食材も段ボールコンポストに住む微生物のちからで分解できるはずです。

    7月15日(うずらの卵を入れます)

    写真:期限の切れたうずらの卵
    写真:生ごみを投入した様子(7月15日)

    今日は賞味期限が3ヶ月以上経過したうずらの卵(生)を入れました。投入後かき混ぜる際に、スコップで卵の殻を砕きましたが、卵が劣化したためか白身がなくなっているように感じました。卵の黄身は、段ボールコンポストにとっていい栄養になると思います。

    7月16日(スイカの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月16日)

    今日は、ご近所のかたに頂いたスイカの皮を入れます。さて、皆さんはスイカの果肉は何%が水分かご存知でしょうか。なんと、果肉のうち約95%が水分だそうです。今回投入したのは果肉ではなく皮なので、どれだけ水分が含まれているかはわかりませんが、水分が多い=微生物にとって分解しやすいハズなので、スイカの厚い皮も分解できるでしょうか。

    7月17日(引き続きスイカの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月17日)
    写真:土壌全体の様子(7月17日)

    昨日に引き続きスイカの皮を投入します。昨日投入したスイカの皮はまだかたちは残っていましたが、微生物のおかげかスコップでスイスイカットできるようになっていました(スイカだけに)。今日は、あわせてカボチャのわたの部分を投入しました。恐らく、カボチャの種の部分は微生物では分解できないので、かたちが残ってしまうと思われます。

    7月21日(土壌のかさが減ってきました)

    写真:生ごみを投入した様子(7月21日)
    写真:土壌全体の様子(7月21日)

    もらったスイカが食べきれていないので、引き続きスイカの皮を投入します。段ボールコンポスト全体を観察してみると、微生物が基材のピートモスとくん炭を分解するため、始めたころと比べると土壌のかさがだいぶ減っていました。しかし、投入した生ごみの分、段ボールコンポスト自体の重さは重くなっています。体積は減って、重さが増えるのは不思議ですね。

    7月22日(豆腐とスイカの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月22日)
    写真:土壌全体の様子(7月22日)

    今日もスイカの皮を入れます。今までに投入した分解中のスイカの皮を観察してみると、皮に着いている果肉の部分は水分が多いためか、すぐに分解されていました。また、今日は料理中にうっかり床に落としてしまった豆腐を投入しました。

    7月23日(レタスの芯とぶどうのヘタを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月23日)
    写真:土壌全体の様子(7月23日)

    やっとスイカを食べる毎日から解放されたので、いつも投入しているバナナの皮の他にぶどうのヘタやレタスの芯などを投入しました。近頃は野菜と果物をバランスよく食べ、ごみ減量と健康に気をつけています。ここ1週間以上前から段ボールコンポストに使用済み天ぷら油を入れていませんが、ほんのり土は温かいです。本日で、この段ボールコンポストを開始してからちょうど1ヶ月が経過しました。

    7月28日(バナナの皮や茶殻を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月28日)
    ALT: 写真:土壌全体の様子(7月28日)

    先週入れたスイカの皮はどんどん分解が進んでおり、ふにゃふにゃになった皮の外側部分だけが残っています。恐らく今週中にかたちがなくなると思われます。今日もバナナの皮や茶殻を投入しました。今までに何本バナナの皮を投入したでしょうか。バナナの皮は段ボールコンポストに入れると翌日には真っ黒になり、1週間で分解されて、かたちがわからなくなります。

    7月29日(ネギを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月29日)
    写真:土壌全体の様子(7月29日)

    今日はネギとぶどうの皮・ヘタを入れます。23日に投入したぶどうのヘタの部分はまだかたちが残っていたので、微生物にとってヘタの部分は分解しずらいようです。また、今までの記録で、タマネギには抗菌作用があり、段ボールコンポストでは分解されずらいのはわかっていますが、今回入れた葉ネギも微生物にとっては分解しにくいのでしょうか。

    7月30日(ニンジン・きゅうりの切れ端を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月30日)

    今日はバナナの皮とにんじんやきゅうりの切れ端を入れます。本来は、にんじんやきゅうりは端っこまで食べるのが一番ごみ減量にはいいですね。最近は入れる生ごみが少なくなってきたためか、土が乾燥気味です。少しじょうろで水をやりました。微生物が生きていくためには水分が必要ですが、水を入れすぎると土の温度が下がり、生ごみの分解が遅くなります。

    7月31日(トウモロコシの皮とスイカの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(7月31日)
    写真:土壌全体の様子(7月31日)

    今日はトウモロコシの皮とスイカの皮を入れます。トウモロコシの皮はスコップでかき混ぜる際に繊維が多いように感じたので、分解はあまりされないかもしれません。冬場に比べて、夏場は野菜の収穫も多いので家庭からの生ごみも出やすいですよね。ところで、スイカは果物でしょうか?野菜でしょうか?興味があるかたは調べてみてください。

    8月3日(刺身に添えられていたつまとネギを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月3日)
    写真:土壌全体の様子(8月3日)

    今日はスーパーで半額で購入した刺身パックのつまとネギの切れ端を入れます。本当は、つまも全て食べないといけませんよね。つまは残してしまいがちです。ごみのリサイクルもいいですが、ごみの発生を断つのが一番ごみ減量につながります。今後は、妻につまを食べてもらうこととします。つまらないことを言いましたかね。(つまだけに。)

    8月4日(バナナの皮・茶殻を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月4日)
    写真:土壌全体の様子(8月4日)

    今日はいつも投入しているバナナの皮と茶殻を入れます。生ごみを入れてかき混ぜている際に気がつきましたが、トウモロコシの皮の部分は全然分解されていません。やはり、繊維部分が多い生ごみは微生物にとって分解しづらいようです。

    8月5日(ネギの切れ端やバナナの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月5日)
    写真:土壌全体の様子(8月5日)

    今日は傷んだネギの切れ端やバナナの皮を投入します。気温が高い日が続くため、土壌の温度も安定して温かいです。(おおよそ40℃ぐらい。)土壌の温度が高いためか、虫も全くよりつきません。

    8月6日(チョコレートを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月6日)
    写真:土壌全体の様子(8月6日)

    今日は、前日の朝食・昼食がパン、夜は外食だったため、段ボールコンポストに入れる生ごみが出ませんでした。なので、家の中に何か食べられないものがないか確認したところ、バレンタイデーにもらったチョコレートがでてきました。今回はこの溶けかけのチョコを入れることとします。チョコレートは油と砂糖からできているので微生物も分解してくれるはずです。

    8月10日(生ごみに加え使用済み天ぷら油を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月10日)

    土曜・日曜をはさんで生ごみを入れる期間があいたため、土壌が乾燥気味です。なので、今日は生ごみに加え、使用済み天ぷら油・水を投入しました。先月投入したトウモロコシの皮やタマネギの皮は分解されずに残っています。近いうちに、投入された生ごみのうち何が分解されていないか確認したいと思います。

    8月11日(キノコを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月11日)
    写真:土壌全体の様子(8月11日)

    キノコを、きのうこれだけ食べました。(キノコだけに。)と冗談はさておき、キノコの石突きの部分を大量に投入します。キノコは菌類のかたまりですが、微生物は果たしてうまく分解してくれるでしょうか。なお、昨日天ぷら油を投入したため、夕方には土壌の温度は人肌程度に温かくなっていました。

    8月12日(卵の殻、バナナ・タマネギの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月12日)
    写真:土壌全体の様子(8月12日)

    いつもの生ごみを入れます。毎日生ごみを段ボールコンポストに入れていて思いますが、1ヶ月間の生ごみの重量は結構な重さになりますね。稲沢市では、一人一日当たりの生ごみの排出量は約200gです。1ヶ月間で約6kgもの重量になります。

    8月13日(番外編:段ボールコンポストのボードを作りました)

    写真:段ボールコンポストの作り方のボード

    お知らせとなりますが、段ボールコンポストの作り方を記載したA1サイズのボードを市民センター・支所・環境センターに設置しました。市民センター等では、使用済み天ぷら油・乾電池・小型家電の回収ボックスが常設で設置されていますので、使用済み天ぷら油・乾電池・小型家電を排出される際は一度ご覧ください。

    8月14日(分解されていない生ごみを確認します)

    写真:分解されていない生ごみの確認(8月14日)
    写真:土壌全体の様子(8月14日)

    今日は、生ごみを投入する前に何が分解されていないか確認を行いました。分解されていない生ごみは、上記画像のとおり左から順に、トウモロコシの皮、タマネギの皮、トウモロコシの芯、ぶどうのヘタとなっています。他にも、卵の殻が視認できます。分解されにくいものは、恐らく熟成させてもそのままかたちが残ってしまいますが、肥料としての品質に問題はありません。(段ボールコンポストの微生物が分解できない=肥料として使っても腐りにくいため。)

    8月18日(ニンジンを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月18日)
    写真:土壌全体の様子(8月18日)

    今日は、通常の生ごみに加え、少し大きめのニンジンの切れ端を投入しました。数日前に市民のかたから、『段ボールコンポストに大根のかたまりを投入してみましたが、きちんと分解されました』と、ご報告を受けたことがあります。果たしてニンジンは分解されるのでしょうか。

    8月19日(キウイの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月19日)
    写真:土壌全体の様子(8月19日)

    今日は、キウイとタマネギの皮を入れます。キウイにはビタミンCと食物繊維が多量に含まれており、1個あたりのビタミンC含有量はミカンよりも多く、またバナナの食物繊維量よりもキウイ1個あたりの食物繊維量が多いとのことです。美容と健康にいいキウイですが、食べにくいのが難点ですね。

    8月20日(ぶどうの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月20日)
    写真:土壌全体の様子(8月20日)

    今日は、少量の野菜とぶどうの皮を投入します。今までにさまざまな種類の果物を食べ、段ボールコンポストに投入してきましたが、私が一番好きな果物はぶどうです。今日はそのぶどうの皮を入れます。ところで、果物はおいしく健康にいいですが、皮が生ごみとして発生するのが難点ですよね。皮まで食べることができればごみが発生しなくなっていいと思います。どなたか皮までおいしく食べることのできる果物を開発してください。

    8月21日(スイカの皮を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月21日)
    写真:土壌全体の様子(8月21日)

    今日は、スイカの皮を入れます。先日、祖母の家で戦後はスイカの皮ももったいないので食べていたと聞きました。私ももったいないの精神でごみを極力出さないように努めたいと思います。

    8月24日(キャベツの芯を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月24日)
    写真:土壌全体の様子(8月24日)

    今日はキャベツの芯の部分を大量に入れます。キャベツは栄養が多いそうですが、その9割が水分です。水分が多い野菜は、微生物が繁殖しやすいので段ボールコンポストですぐに分解されます。段ボールコンポストに芯を入れると、固かった芯も一日でしんなりします。(芯だけに)

    8月25日(庭に落ちていた葉っぱを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月25日)
    写真:土壌全体の様子(8月25日)

    今日は、普段の生ごみに加え、庭に落ちていた葉を入れます。段ボールコンポストの微生物に野菜が分解できて、葉っぱが分解できない理由はないと思います。ただし、木の枝や、葉の筋の部分など、水分が少なく繊維質が多い部分は、微生物には分解できないようです。(いちょうの葉や、とうもろこしの皮など)

    8月26日(賞味期限切れのジュースを入れます)

    写真:期限切れのジュース
    写真:ジュースを投入している様子

    今日は、昨年が賞味期限であった非常用に貯蓄していたフルーツジュースを入れます。段ボールコンポストにジュースを入れていいかはわかりませんが、糖と水分なので問題なく堆肥化してくれるはずです。
    ※翌日確認すると、少し異臭がしました。ジュースが原因かはわかりませんが、ジュース投入は推奨しません。

    8月27日(賞味期限切れの和菓子を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月27日)
    写真:土壌全体の様子(8月27日)

    今日は、家で来客用に取っておいた白あんが入った和菓子を3つ入れます。賞味期限が5月末で家の棚に眠っていました。本当に捨てるのは忍びないです。せめて、ごみとして捨てるのではなく、段ボールコンポストで他の生ごみと一緒に堆肥化します。塩分の少ないお菓子であれば、段ボールコンポストに入れても問題ありません。
    ※左の画像をよくみると輪ゴムが混入していますね。段ボールコンポストの微生物には分解できないので食品以外は入れてはいけません。

    8月28日(さまざまな生ごみを入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(8月28日)
    写真:土壌全体の様子(8月28日)

    気がつくと生ごみを投入し始めてから2ヶ月以上が経過していました。ピートモスとくん炭の土壌が微生物によりかなり分解されて、土のかさが少なくなってきました。今日は、さまざまな生ごみを投入しました。(スイカ、ぶどう、バナナの皮、カボチャのわた、レタスの芯、とうもろこしの芯など。)よくかき混ぜましたが、果たして1ヶ月後には、ごみのかたちはなくなっているのでしょうか。

    9月1日(コーヒーと和菓子を入れます)

    写真:生ごみを投入した様子(9月1日)
    写真:コーヒーを投入する様子

    今日は先日入れた和菓子の残りと賞味期限半年切れのコーヒーを投入しました。これらも生ごみには変わりないので、微生物が分解してくれるはずです。ところで皆さん、台所に天ぷら油やジュースの飲み残しを大量に流していませんか?浄化槽の処理能力を超えて一度に大量の異物を流すと、浄化槽の微生物が死んでしまって処理能力が落ちたり、浄化槽が円滑に流れなくなって傷む場合や異臭が発生する場合があるので、おやめください。下水道に繋がっているご家庭も下水処理施設の処理能力には限りがありますので、異物は流さないでくださいね。

    9月11日(熟成中です)

    写真:熟成期間の様子1
    写真:熟成期間の様子2

    2ヶ月以上生ごみを投入し続け、生ごみの分解力が弱まってきました。なので、生ごみの投入をやめ、毎日のかき混ぜと週1回程度の水差しのみを行う熟成期間に入りました。段ボールコンポストの堆肥は熟成期間無しでそのまま使うと、分解しきれていない生ごみが原因で植物の根腐れを起こす恐れがあります。そのため、生ごみを分解しきる熟成の期間が必要なのです。
    とうもろこしの皮と芯、タマネギの皮が目立ちますね。1ヶ月後にはどうなっているのでしょうか。

    10月13日(堆肥ができました)

    写真:完成した堆肥1
    写真:完成した堆肥2

    1ヶ月間熟成の期間を設け、生ごみから作った堆肥が完成しました。やはり、とうもろこしの芯やタマネギの皮、草の繊維などは分解できずに残っています。しかし、堆肥としての品質には問題ありません。(市販の腐葉土なども繊維部分は残っていますよね。)いやな臭いも全くありませんし、見た目もそう悪くありません。できた堆肥で何か育ててみようと思います。皆さんも段ボールコンポストで生ごみから堆肥を作ってみませんか。

    土(ピートモス・くん炭)をプレゼントしています!

    資源対策課では、環境センター玄関で段ボールコンポストの土壌となるピートモス・くん炭を、段ボールコンポスト1回分(約15L)プレゼントしています。お渡しできる土壌に限りがございますので、興味があるかたは環境センターまでお越しください。
    (※来訪された市民のかた1人1回に限る)

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    稲沢市役所 経済環境部 資源対策課 循環推進グループ 

    愛知県稲沢市中野川端町74

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